2020年もよろしくお願い致します
なんと最後の更新が8月のまま2019年が終わり、
気付けば2020年も1月がもうすぐ終わろうとしています。
光陰矢の如しとはまさに。
2019年は色々と忙しい一年でした。
自分でも何をしているのかわかっていないような慌ただしい日々を過ごしていましたが、中でも自身が共同経営しているPHILOCOFFEAが順調に忙しくなってきて海外出張が多くなり、TETSU KASUYAとしての活動も合わせると、120日ほど海外に行っていたようです。
国内にいるときもほぼ休みはなく、一日中自宅にいることは1日あったかないか程度。
本当にありがたいことです。
話を戻しますが、
PHILOCOFFEAを広めるための出張や大会に出るトップバリスタへのトレーニング以外では、
コーヒー豆の買付と農園視察のために、「エチオピア・ケニア・ラオス・ベトナム・コロンビア・ボリビア・ハワイ(アメリカ)」にも行ってきました。
それぞれの生産地にそれぞれの事情があり、ここには書ききれないほどの想いが自分の中に生まれてきました。(その都度ブログを書くべきでした。。)
たくさんの生産地を回ってきて得た想いと、自分自身が世界チャンピオンとして周囲から"期待されること"と"出来ること"がようやく重なってきて、今私は猛烈にコーヒーに恩返しがしたくなってきています。
実際に昨年行った活動では、ラオスでJILAF(公益財団法人 国際労働財団)と一緒にコーヒー農園の支援にも取り組むようになりましたし、エチオピアでは私が考案したコーヒー豆の精製方法を試してもらいうまくいったら大量に生産してその売上から地域に寄附をして環境改善に取り組む手はずを整え始めています。
これらがすべてうまく行くかはわかりませんし、何年かかるのかもわかりませんが、どんな形であれ恩返しをしていきます。
そういえば、思い返せばハワイのコーヒーとの出会いも衝撃でした。
一般的に標高は高い方が品質の良いコーヒーが作られて、1000m以下では美味しいコーヒーは作られないというのが普通です。
しかし、ハワイは800mなど低地で栽培されており、そこまで素晴らしいコーヒーに出会ったことがなかったのですが、昨年訪問した際には、度肝を抜くようなクオリティのコーヒーがいくつもあり、本当に年々コーヒー農家は進歩しているんだなぁと感動するとともに、消費国の人間としてもっと頑張らねばと思いました。
ちなみになんですが、
昨年1年間結構いろんなコーヒー農園を見て回って、これらの素晴らしいコーヒーをどのように日本で広めようかと考えに考え抜いた結果、至った結論の一つが、
『2020年は深煎りだ』
です。
よくスペシャルティコーヒーを扱うお店では、そのフルーティーな味わいを表現するために浅く焙煎しています。これによって、コーヒーが本来持つ酸味やフレーバーを損なわないようにしています。PHILOCOFFEAも同じです。
しかし、それだと、従来の「深煎・ハイコマーシャルコーヒー」を愛飲していた人にとっては、「浅煎り・スペシャルティコーヒー」が相容れないものとして反応されてしまうことが多々あるように感じます。
なので、今年は『深煎・スペシャルティコーヒー』をテーマにしていこうと考えています。
ぜひPHILOCOFFEAも注目していただけたらと思います。
長文乱文となりましたが、今年はもっとブログもたくさん更新していく予定ですので、
よろしくお願い致します。
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